聖凪砂
謎が残る
まだ、Iだけなので、なんとも言えませんが、謎が残る展開。
お互いに惹かれていながらも、最初から「婚約者」がいるということが二人の中で歯止めとなる。
だけど、それを認めて歯止めをかけようとするものの、ところどころでその歯止めが緩んでしまう。そのたびに、自分だけではなく相手のことも傷つけてしまう二人に、読んでいてとても切なかったです。
途中から登場した前田という人物。
この人物の行動が、一貫して納得ができず、一体この人は何がしたいのか……
主人公にきついことを言っているのだけど、私としては、この人だけはそれを言ってはいけないと思うし、言える立場ではないことをわかっていないのだろうと思うと、この人物が腹立たしく……
この先の展開がどのように繰り広げられるのか、謎もあり、気になります。