伊東ミヤコ

全ての人に読んでほしい!!
運命を感じさせる出会い、そして、微妙な空気の中で離れた思春期を経て、再び距離が縮まっていった、ハルとアキ。

お互いがお互いを認め合い、尊重し合っていたのに、ほんの少し不器用だったために訪れてしまった悲しい事故は、言葉に出来ないほどショックでした。

それでも、後悔と無念さで壊れそうだったハルがだんだんと自分を取り戻していく様には、胸が熱くなりました!特に、後半に出てきた一枚のCD-Rの存在を知ったときは、ハルと一緒に泣きました。

大切な人との別れ。でも、そのあとにやってくる、新しい出会い、新しい生命の誕生。人間の弱さを乗り越える強さ、優しさに、本当に勇気づけられました!

素晴らしい作品を、本当にありがとうございました!!