作品コメント
ログインすると作品コメントが投稿できます
- 昇流
七季
宣伝を頂き、面白そうだなあと思い読み始めたこの作品
作者様の多彩な文章で綴られるこの物語は、涙無しに読むことは出来ませんでした。
春の日差しのように温かくてちょっぴり嫉妬深いハル。
そして過去に両親の離婚を経験し狭く浅く人付き合いをしてきたアキ。
個性豊かな二人が出会い、恋をし成長していく…
ハルの健気さに私は胸を打たれました。
なんといっても、エピローグは涙でケータイの画面を見ることが出来なくなりました。
夏葵ちゃんとハルが見た温かく幸せな夢…
アキの暖かさが心に染みて…涙を流さずにはいられませんでした。
そして最後の1ページ。
物凄く私のお気に入りの1ページになりました。
ハルとアキの間に産まれた
春と秋の間に産まれた夏葵ちゃん。
ハルのように強く、アキのように温かい素敵な人になるんだろうな…。
ととも素敵な作品に出会えて私は幸せでした。 - ぱるる
いとおしくて涙があふれた
アキとハルの子ども時代から大人になるまでの長い年月を、けして読み手を飽きさせる事なく、細やかに、繊細に書き上げた…深い本物の愛のお話です。
単にラブストーリーや家族愛をうたったものではなく、深く、心にゆっくりと染み渡る、生と死を見事に描ききっているストーリー。
作者様の細部にわたる隅々においての気づかいが感じられ、学ぶ事、得られる事がたくさんあります。
幼少期、思春期においてのハルにはリアルと感じる淡い恋心が描かれて、大人になってからのハルにはアキに対する思い、苦悩、感じている幸せ…逃避…愛のカタチ
全てが細やかに美しく描かれています。
ワールドオブマインドのスピンオフ作品ですが、単体でも充分のお話。
しかし、母体昨の格好よすぎるハルを感じて読ませて頂くと、また一層ハルの思いの強さ、儚さ、女性らしさを感じられると思います。
また個人的にはアキは父親をどこかで信じたかったのでは…と痛い程の苦悩が伝わってきました。
大切な人と過ごす一分、一秒の時間…考えさせられました。
素晴らしい作品をありがとうございます。 - CHIBI
胸がしめつけられる
序章でとても引き込まれました。
区切りごとに美しい表題がつけられているのも素敵です♪
途中で訪れた悲しみによって、ハルと同じように私も胸がしめつけられました。無気力になってゆくハルを見ているのが辛かったけれど、たくさんの支えの中で生きている姿に感動しました。
他の作品ともリンクしていて、とても巧みだなぁと思いました。
本当に素晴らしかったです♪♪ - ユノン
感動溢れる物語
とっても感動しました!!
まさか途中でアキがあのような展開になるなんて…
予想をしていなかったのでその後がどうなっていくのか気になり夢中で読んでしまいました(*^_^*)
ハルの強くて…でも弱いところもあって…そして真っ直ぐなところに惹かれました(*^m^*)!
本当にこの作品にユノンは感動しました!!
泣ける、感動の作品です! - cheri
奥深い作品
ハルとアキの出会いから始まり、恋に発展するまでの愛しい気持ちが心地よかったです。
テンポも好きで、スッと心に入ってきました。
ハルの悲痛な想いには共感したり、感動したり…
本当に素敵な作品でした。有り難うございました。 - のん
感動
ワールドオブマインドでのハルは中身は女でも
どことなく男のイメージしかできなかったんですが
いまこうして七季を読んでハルはアキに恋した女の子だったんだなと思っています
アキのハルへの不器用な優しさと
ハルアキへの素直がとってもよかったです - ユミカ
感動
情景描写があって、最初から雰囲気があり読みやすかったです。
ラストは思わず泣いてしまいました。
感動をありがとうございました! - みふう
感動しました。
続きが気になって、
睡眠時間を削り一気に読んでしまいました。
お互いの持っていないものに惹かれ合い、
恋愛を飛ばして結婚を選んだ二人。
結婚生活も一生懸命さが伝わってきて、
すごく素敵だなって思いました。
『死ぬまで離れない』
そう誓ったハルとアキなのに、
運命は残酷に二人を引き裂く。
アキが死んでしまう場面やハルに残したメッセージの場面は涙が自然に零れてきました。
作者様の作品はいくつか読ませて頂いておりますが、
私的にこの作品が一番かもしれません。
素敵な作品をどうも有り難う御座いました。 - しの
泣けた!!
ハルの過去
ハルは心に錘をつけたまま
最愛の人の死を受け入れられない...
受け入れられない想いは
誰にでもあって
でも
だからこそ
愛って深いんだな・・
って感じました
すべてのパートオブマインドから
L→L
そして七季まで読ませていただいてます★
すっごく感動しました!!
またメインキャラ以外の小説とか出てくるのなら、
すっごく楽しみデス♪ - 木彫り
ずっと大切にしたい物語です
関西弁の独特のテンポで最後まで読ませる作品です。関西弁になじみのない人でも、温かい雰囲気を作るハルとアキの言葉は、やさしく胸に落ちるのではないでしょうか。
出会いと別れ、喜びと悲しみ、生と死。その一つ一つが丁寧に描かれているので、涙なしには読み終える事が出来ませんでした。けれど、読後感は胸を温かい気持ちで一杯にしてくれます。
年を重ねた自分に送りたくなるような物語です。手軽に触れられる携帯小説という形だけでなく、是非、紙媒体で大切に手元に置いておきたいですね。 - アキラ
びっくりしました。
えーっと・・まず・・びっくりしました。
読み手を引き込ませる力に今、アキラはヘロヘロになっています
一気に読んでしまいました。
幼かった男女の心の成長と葛藤がとても細かく表現されていて
読みやすかったですし、どのキーワードも使い捨てやほったらかしは一つもなく
綺麗にまとまっていて、とても感心しました。
なにより、関西弁が効いていますね
最初は見慣れない言い回しに苦戦しましたが、
どこか郷愁を誘う描写に、気がつくと吸い込まれて・・・
ああ、関西弁だからいいんだぁーと感じるようになりました。
終始鼻の奥がツーンとして、いつ涙腺が緩んでもおかしくない状態で、
すべての言葉が心の奥に深く刺さり涙を誘います
生と死という人間にとっての永遠のテーマを、色んな角度から覗かせてくれる
そんな作品に出会った気がしました。
「イキロ」あの言葉がまだアキラの心で木霊しています - 飛鳥、稀希、夢羽
心の底から書籍化希望
この話は、ハルの過去が明らかになると楽しんで読んでいました。
後半で、アキの死んだ理由を知った時、涙が止まりませんでした。
そして、それを認めたくないハルにまた涙。
でも最後のハルがかっこよかったです!
ナツキちゃんの名前も深いな…と思いました。
そして題名。
題名の深さにも感動。
本当に書籍化希望!
『ワールド オブ マインド』『L→L』のシリーズで共に書籍化してほしいです!! - 深森ミモリ
愛することの怖さと強さ
大好きな『ワールド オブ マインド』のスピンオフ作品。
ハルの抱えていた心の闇が、想像以上に重くて、正直怖かったです。
たった一人の大切な人と、気まずい別れ方をしたまま、永遠に会えなくなったら……。
妊娠がわかった時点で、ありがちだけど、これでハルも心の支えができて乗り越えられるんだろうと思いました。
しかし、その後のハルの心境を書く作者のペンはシビアです。
それがこの物語に深みを与え、真に立ち直ったハルの得た強さを印象的にしています。
ラストの電車の中での夏葵ちゃんとのやりとりが温かくて、ハルの幸せが永遠に続くよう望まずにはいられませんでした。
温かい物語をありがとうございました。 - NAO
深い愛情
秋月の章からは、涙が止まりませんでした。
『せーの』で言葉を合わせようとしていたのに、重なる言葉は、もうない。
けれど、一年前からこれを用意していたアキの、ハルへの深い愛を感じました。
あんな形で、この世を去るなんて、アキにとってはとても無念だったでしょう。けれど、ハルの30歳の誕生日にアキの想いが伝わってよかったと思います。
このお話は、登場人物の深い愛で溢れていて、胸が痛くなりました。
まず、おかんの、ハルへの深い愛。
アキがいなくなってどん底に落ちたハルを一番近くで支えてきた、母親の愛。
そして、ハルのお腹の子供への愛。
この命を守ろうと立ち上がった母親の自覚。
もう一人のナツキへの愛。
自分とどこか似ていて苦しみから逃れたいと葛藤するナツキを助けたいと思う友情。
最後に、アキへの、生涯変わらぬ、愛。
アキの名前が呼ぶことができたハルの未来は、これからはずっと明るいと信じています。 - AnN
愛すること
ハルとアキのお互いを思う気持ちが、一人称の表現からすごくよく伝わってきて、時には温かく、時には切ない気持ちになりました。
ほんの少しのすれ違いから、永遠の別離を迎えてしまった二人。
ひとつひとつの章全てに、たった一人の大切な人を愛する気持ちが込められている気がして、最後まで感動しっぱなしでした。
SHI~NAさんの作品は、いつも深いテーマがあって、読んでいると心を強く動かされて考えさせられます。
でも、どの作品もそうですが、最後には明るい光が射してきて、読んでいる人の心を温かくしてくれるように思います。
次の作品もすごくすごく楽しみにしています!! - 伊東ミヤコ
全ての人に読んでほしい!!
運命を感じさせる出会い、そして、微妙な空気の中で離れた思春期を経て、再び距離が縮まっていった、ハルとアキ。
お互いがお互いを認め合い、尊重し合っていたのに、ほんの少し不器用だったために訪れてしまった悲しい事故は、言葉に出来ないほどショックでした。
それでも、後悔と無念さで壊れそうだったハルがだんだんと自分を取り戻していく様には、胸が熱くなりました!特に、後半に出てきた一枚のCD-Rの存在を知ったときは、ハルと一緒に泣きました。
大切な人との別れ。でも、そのあとにやってくる、新しい出会い、新しい生命の誕生。人間の弱さを乗り越える強さ、優しさに、本当に勇気づけられました!
素晴らしい作品を、本当にありがとうございました!! - 翡翠
心に残る
始めに…
素晴らしいです!
涙無しには読めません!
ハルさんの悲しい過去に涙が止まりませんでした。
アキさんが亡くなったと知った時のハルさんの心情…
もう、読んでいられないほどに痛々しく、ただひたすら悲しかったです。
でも、そのあとに立ち直ることが出来た強さに感動しました。
1番大切な人を失った悲しみを、苦しい思いをしながらも乗り越えたハルさんに拍手を送りたいです。
アキさんがハルさんの誕生日に送ったCD-Rの、「せーの」の部分でまた涙腺を刺激されました。
「せーの」の合図で一緒に言うつもりだったらしいアキさんが隣にいないことが、どれだけ虚しく、どれだけ寂しいか。
オンラインゲームの世界でナツキくんと一緒にいるとき、ハルさんがどんな風に考えていたのかもわかり、ワールドオブマインドも読んでいた私は更に楽しめたと思います!
悲しいお話でしたが、最後は温かく、ほほえましく読み終えることが出来ました。
内容もキャラも全てにおいて最高だと思います。
SHI~NAさん、素晴らしい作品をありがとうございました! - 湯気茶
温かい読後感!
『ワールド オブ マインド』の主要キャラクターハルの切なくて温かいお話です。
ワールドオブマインドで底抜けに明るく、優しいハルの内に秘めた思いが、過去から未来へとつながって描かれています。
ワールドでハルが口にする考えさせられる言葉の数々がどこから来るのか、ちらと覗かせる闇はどれだけ深いのか、ワールドでは描かれていなかったハルのリアルが分かります。
『ワールド オブ マインド』のファンは勿論、読んだことの無い方でも多くを感じて、ホッと温かな気持ちで読み終えることができる作品です。
お勧めです! - しょう
様々な思いを乗り越え
何度も涙を堪えながら読み続けました
『ワールドオブ~ 』の時のハルからは想像もつかない様なハルの人生に涙が止まりませんでした
ゲームに入り込んだあまりにも悲しい理由…
ささやかな幸せを願う二人のあまりにも切ない別れ…
沢山のメッセージが込められた素晴らしい作品でした - さら
七つの季節
凄いの一言です。
今まで、SHI~NAさんの全ての作品を読んでいましたが
スピンオフ作品にも関わらず
4つの作品の中で一番好きな作品に出会えました。
全ての作品が深く絡んでいて、
本当にワールドオブマインドシリーズが書籍化されたら真っ先に買います。
本当に、本当に素敵です。
アキとの別れは本当に辛くて
妹さんに対して、最後まで良い感情が湧くことはありませんでした。
家族の大切さや、
人との関わりについて。
新しい命の誕生までの
幸せと苦悩。
"大切な物"の全てが描かれているような気がしました。
ワールドオブマインドは
もちろん大好きですが、
更に上をいく素敵な作品を見つけることができました。
七つの季節を巡って、
新しい"何か"を手に入れる。
本当に「 L → L 」
に引き続き、
題名さえも深いです。
語呂とか関係なしに
きちんと意味があります。
ハルさんとアキくんと
夏葵くん。
SHI~NAさんの小説に出た、全ての人が幸せになれますように。
素敵な作品を
ありがとうございました。
書籍化。
本当に書籍化希望です。