初恋。それは、降る雪より淡くて、けれど、どんなに太い柱より、私をしっかり支えてくれた…
散っていく桜はあんなにきれいなのに。
足下の桜は、いつの間にこんなに汚く、ぐちゃぐちゃになっていたんだろう。
お願い。あたしの心も、こんな風に踏み荒らされて、あなたを見失ったりしませんように―