日下奈緒
久しぶりに他の人の作品を読みたくなりました
雨の日に、必ずやってくる男性。
スコッチと葉巻の残り香が、ヒロインを魅了していく。
もしかして雨の日の匂いも、ヒロインには魅力的に感じるのでは?
「君とスコッチが飲みたい。」というセクシーな男性のセリフ。
男性がいなくなった時には、この恋は始まる前に終わってしまったと思ったけれど、その後に恋の予感が。
終始、ジャズの音楽が脳内に流れ、大人の香りがする作品でした。
とても良い作品でした。
たまに他の方の作品を読むのいいですね。
そう思わせてくれたのも、短編の魅力。
有難うございました。