ヒロインにはならない

作者春風椎名

愛する女の為なら手段を選ばない風間蓮

そんな彼に好かれてしまった七瀬百合

彼女の蓮に対する思いはただ一つ

「あいつのヒロインには絶対ならない」

好きとか


愛してるとか


そういうの、ちょっとだけ興味があった


でも、それは一般的な恋愛に対する思いであって



「七瀬ー!はー。やぁっと見付けたよ」



こう、狂おしい程愛しいみたいな、



「全く。僕から逃げられるとでも?」



狂気が混ざった、異質な恋愛は



「思ってます。」



ちょっと求めてないんですよね。