双子のゆうひとは真逆なあさひ。いつも劣等感に襲われていた。あさひの前に現れたのは暖かい光を持った太陽だった。
暗い。
遠い。
深い。
いつもその奥にいた。
光を与えられてはいけないと思っていた。
黒く沈んだ闇に一筋の光に手を差し伸べる。
この心の闇を解き放ってくれる……。
それは、まるで太陽のような暖かい光…。