君が、君だったから。

作者抹茶ぷりん

小さい頃からずっと傍にいて、一緒に居るのが当たり前になっていた。


君以上なんて、あたしは知らない。


いつだって、一番近くにいた。



一緒にいるのが当たり前で、アイツの隣にいるのはあたしで、あたしの隣にいるのがアイツ。





——なのに。



いつからだろう。


こんなにも苦しくなったのは。


こんなにも切なくなったのは。


こんなにもつらくなったのは。




全部全部、

———君のせいだ。