幼き夢物語

作者雪菜

「さよなら」


そう言った人は私の大切な人



私の初恋の幼馴染



「さよなら?なんでー…」


彼は唇を噛み締め理由を話す


「ーーっ!?」


本当はさよならなんてしたくない


でも別れないといけない


「…わかった」


泣きたい気持ちを抑え

私は精一杯の笑顔を作り


「今までありがと!でも、これからもずっと私を支えてくれる?」


「っ?!」


彼は一瞬驚いた顔をして


それから私を真剣な顔で見つめ


そしてー