繰り返される日常
何かに追われるように過ぎていく時間
退屈そうな人も楽しそうな人も、私には遠い
と思っていた。
「 さっつーん今日のケーキはなににするー?♪ 」
年下系 甘々なゆるふわ子犬くんか
「 お前、いーかげん諦めろよ!お前の相手できるのは
俺ぐらいしかいねーだろ! 」
ツンデレ、ハリネズミな幼なじみか
「「 僕等もいるよー 仕方ないからさーちで遊んで
あ・げ・る ♪笑笑 」」
小悪魔、いや悪魔な相思相愛双子か
はたまた
「 おーいマセガキ ちょっとは色気出るようになったか?
」
毒舌、セクハラな大人系年上男か
さあ、誰を選ぶ?
「 私でもいいんですけどね 」
いやあなたが1番油断ならない
羊の皮を被った狼でしょ
曖昧な私の中に、君達が色を持ってきた。