今日は高校の入学式だから、4ヶ月ぶりに会えるはずだった。
入学式を終え、私はすぐに病院に向かった。
頼りになる大好きなふたつ上のお兄ちゃんは今、私たちの元から旅立とうとしている…
「お兄ちゃん!!」
「…11時52分、残念です」
私が病室に入ったのと同時に、おにいちゃんは旅立ってしまった…
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ひとつ上の兄を亡くし、悲しみに耽ける
花火
悲しみに耽ける花火の心の支えになった
空
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「もしもし。今日もお疲れ様。」
「…もしもし。ありがと。」
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2人の恋の始まりは、お兄ちゃんのお通夜の夜からだった…
※作品タイトルについて、現在模索中です…
今後、何度か変えるかもしれません
1番初期タイトルは、「また80年後に会いましょう」です