夜道を歩いていた『里菜(りな)』は、繁華街で、町いったいを治めている暴走族である黒豹の『レオ』と出会うその『レオ』は黒豹の総長で___?
『私は1人ぼっちじゃない』
いつだって自分にそう言い聞かせてきた
“いつかは”誰かが助けてくれる
……そんなこと、ありゃしないのに
それでも必死で探し続けた私は
まるで
息苦しい、海の底にいるようだ____