彼女の傍に行きたくて

作者海玲 ゆいさ

男子高校生の黎人は、女子達に人気があった。
そんな黎人を他の男子達は嫌い、黎人はいつも1人だった。
今日もいつも通り、1人屋上で昼食を食べていると……

いつも笑っていた



いつも輝いていた



だから気がつかなかった



その笑顔が偽りだと



いつも苦しんでいた



いつも泣いていた



俺はそのことに気付いてやれなかった



いつもそばにいたのに








いつも……笑い合っていたのに…