タイトル未定

作者peace





「どうして、本当の自分を出さないの?」












あなたには、いつも見透かされていた。












作り上げてきた嘘だらけの自分も、









あなたには何一つ通じないんだ。












でも、それはお互い同じだった。













「人間はみんな弱いんだよ。」













そういって、泣きながら笑うあなたに、















僕はなんて声をかければよかったんだろう。