私には見たい空があった。

作者水野夜 薫




「こうの全部が大好き。」




「俺、遥がいればなにもいらない。」





私はこうが誰よりも好きで、





こうは誰よりも私を愛してくれてたね





お互い以外は何も要らなくて、




それだけで、




ただ2人が一緒にいれるだけで幸せだった。





「ごめん、こう。」


離れる私を、どうか許して。




私はハタチまで、生きられない。