あの日の空は、歪んでた。

作者

不器用な男の子と
男の子の不器用な優しさに涙した女の子

そんな2人の物語

大好きだったんだ。


本当に君のことが大好きで、

『愛してる』

なんて言葉じゃ表せられないほど、

好き、だったんだ。





―――だからこそ俺は、

君の手を振り払った。






最後に見た、君の悲しそうな笑顔が

頭から離れてくれない



願わくば、

今の君は俺の好きだった微笑みを

浮かべていますように。