こんな展開、初めは望んでいませんでした。

思ったことも、大して思ってないことも、つい口に出ちゃう二十四歳。


坂崎恵麻(サカサキ エマ)、警視庁勤務の事務員。男女問わず人気の明るい性格。男性関係、ゆるゆる女子。









「綺麗な手、してますよね。私は好きだなぁ」


それは他愛ない一言から始まった、望んでいない溺愛。





「離しません、絶対に」


根暗と言われる警視庁勤務の若手・鈴島善一(スズシマ ゼンイチ)二十六歳。


さて、翻弄されているのはどっち?