「大丈夫?」
「話しかけんな」
俺があいつに恋をする・・・
その、初めて交わすことばだった。
俺はあの時、仲間と喧嘩してかなりの傷をおっていた
「だって、怪我して・・・」
あいつは心配そうに俺を見つめてそう言った。
「平気だからこんなの。いつも怪我するし。」
そぉ、俺にとって怪我なんて日常茶飯事だ。
それに、孤独だった俺には、
何もかもがどうでもよかった。
だが、
「だめだよ。こんな怪我だって、かなりばい菌
はいるんだよ。」
そお言ってあいつは不思議な力で手当をしてくれた。
そして、あいつは満面の笑みで
「これで大丈夫。もぅ怪我しないでね。」
といって、きえていった。
そんなあいつの笑顔に、
俺の小さな胸は、夢中になった。