鳥兎

悲しいけれど。
題名がストレートな表現で惹き付けられました。

そしたら中身は切ない。

ストレートの中に、切ない想いが。とても悲しくなりました。

悲しくて切なくて。


彼女と命の認識。
中学生ならではの、独特な感じ方。


凄いな、と思いました。




また中学生という、子供過ぎない歳を設定していて、けれど「笑えるくらい子供だった」と書いてある所に、更に曖昧さがこの小説を際立たせてると思いました。




素敵な小説です。