現実に疑問を抱く
それは余りに滑稽で
僕の真実を打ちのめす
「嘘を吐いたのは誰?」
*ミステリー*
※元ネタは
隠し部屋"短編小説"に置いてあります。
- 最終更新日
- 2007/08/11
- 作品公開日
- 2007/08/10
- ページ数
- 完結 81ページ
- 文字数
- 11,112文字
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作品コメント
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- ナカミ
面白さの中の怖さ 日常の中に潜む、人間の本音と心の闇。 リアルな心理描写と、人間にしかない渦巻く黒い感情が上手く描かれています。 面白さの中にある恐さを味わえます。しかも読みやすい! 最後も、いい感じです。含みがたまりません。 この作者サマの他の作品も絶品です! ありとあらゆるジャンルの作品を高い文章力、構成で魅せてくれます。 おすすめです!
- 時雨きなこ
上手い! 序章の詩のような文体に 惹きつけられ 一気にラストまで 完読してしまいました。 日常に窮屈さを感じつつも 淡々と過ごしていく主人公。 ある日 そこから抜け出すために 選んだ手段。 ”そうきたか・・・。”と ドキドキしながら 次々と読みました。 含みを残すラストも 好きでした。
- FUU
感想です。 素晴らしい物語でした。 文章も難しいところはなく、淡々としてとても読みやすかったです。 読みやすいと言っても、単純な作りではなく、言葉の一つ一つに主人公の気怠さやくだらない日常の嘆きの声が耳を塞ぎたくなる程聞こえてきそうでした。 私個人として、文章の比喩に感嘆しております。 注意するような点はあまり見当たりませんでしたが、少し付け加えさせていただくとしたら、句点が中途半端な文の終わりで付いていたということです。 句点は本来一つの文章の終わりとして存在してますので、次の文に繋げる場合は読点を用いるか改行するかにしたら中途半端に繋ぐことはなくなるかと思います。 句読点を用いるばかりでは、文章が乱雑になってしまい記号化してしまいます。 今言われてるギャル文字みたいに見にくい動きをしてしまうので、気をつけてください。 しかし、正直言って私は作者さんより文章力が乏しい気がします。 だからこんなに偉そうに言っていいのか不安です。 少し憂鬱になる物語でしたが、人というモノはとても恐ろしく情けないなと感じました。 これからも頑張ってください。