彼は鬼で私は陰陽師
決して愛し合ってはいけない運命
結ばれなくてもいい
だけどもう少し、彼と一緒にいたい
交わることの許されない宿敵同士の切なく、儚い恋の物語

私は陰陽師で彼は妖・・・

決して結ばれないと、そんなことは許されないと分かっていた。



それでも私は彼を愛し、運命をともにしたいと願っていた。



彼もわたしを愛してくれた。私を守るとお前のためなら妖でいられなくてもかまわないと

・・・。


しかしどうせ叶わぬ恋。

出逢えば最後私は彼を殺し彼は私を喰らう・・・。


だけどお願いです。神様・・・。

もうすこしだけ私を彼のそばにいさせてください。