宙に咲く星のように

作者蒼生宙

「咲ちゃんが大好きなの!」小さな天使は、僕に暖かさを教えてくれた
「どうして普通に拘るんだろうね、人間はさ」
凛として強い彼女は、僕に淡い恋を教えてくれた


この世で一番嫌いな モノが残していったもの


それは小さな小さな

天使のような子どもでした



それでも僕はまだまだ弱虫で

この子をどれだけ悲しませてしまったのだろう…


自分と重ねて不器用に、時に恋をし、泣き、笑い、


僕はこの子に世界で一番

愛を捧げよう