パステルカラーが似合う君の、白になりたい【完】

作者RINGO

―赤は血の色
―好きなものも嫌いなものもない

幼稚園のときから目で追っていた変わり者の女の子に恋をした。






「俺、フラレたんだ」





「そっか」






「……慰めてくんないの?」





「残念だったね」






「…………」





「辛いね」






「……………」





「…ごめん。」






「…何で謝るんだよ」





「今言ったこと  

全然思ってない」






「えっ」





「本当は        

言葉が見つからないの」













START 2012.08/20

 END 2012.09/05




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