独りのが楽――――。

作者埜羅

人を信じられなくなった、愛せなくなってしまった少女の話―――。

あなたは、私を信じてると言った。


けど私は、どうしたらいいのか分からない。


信じたら裏切られるのでは、ないか…。



愛したって言葉だけで捨てられて



悲しい思いをするんじゃないだろうか…。



人間は、嘘をつく生き物だ。


だから怖い。


いつ裏切られるのか…


いつ捨てられるのか…と。


毎日びくびく暮らしてる…――――




――――人間不信の少女の話…―――