いじめられっ子とふたりの男の子のお話。「俺と友達になろう?」
いじめられて、友達はひとりもいなくて
世界中にひとりぼっちだと思っていた。
自分が嫌いだった。
周りはもっと嫌いだ。
だから消えたかった。
死を決意したその日、私は命を救われた。
あの日から、私の世界が色を変えた。
少しずつだけど自分を好きになれたんだ。
「こはるって、呼んでいい?」
優しい彼と
「おいブス、聞こえてんのか」
冷たい彼。
小さな私の世界を変えてくれた二人。
私にとっても大切な人たち。
※このお話はフィクションです。