早く卒業したい碧。反対に、時間を止めたいと願う咲羽。卒業までの短い時間、恋はしない。言い張る碧に咲羽は胸を痛める。どうしたら結ばれるだろう、と。
時を止めて。
そうしたら、ずっと、君の側で笑えるのに。
君が目の前から、消えてしまうとこも
悲しむことも、なくなるのに。
そうしたら、君に嫌われてしまうことも
なくなるのに。
時間を止めたなら動けないけれど、
君とずっと一緒に笑っていられる。