水樹ゆう
疑いの裏に潜むモノ
主人公の元に突然送られてきた、携帯サイト『代行クラブ゙』の不気味な会員案内メール。
そこから始まるスリルとサスペンスの、人間愛憎劇です。
次々と巻き起こる友人の不可解な死の謎に挑む、主人公の心の葛藤がリアルに描かれていて、思わず続きを読まずにはいられませんでした。
ケータイ小説ならではの、画像の使用や文字色の変更など、文章以外でも十二分に楽しませてくれます。
正に、『ケータイ小説』と言えるのではないでしょうか。
疑いの裏に潜むのもは一体何なのか?
物語の帰結する先に主人公が手にするのは、生か死か?
是非、その目で確かめて下さい。
ハラハラドキドキの、ミステリアス・サスペンスホラー。
お勧めです。