空央

主人公になれる怖さ。
携帯小説でこのような話を読んだのは初めてでした。

物語は、主人公に送られてきた一通の送り主不明のメールから始まります。

読み手としては、まずこのメール内容にぐっと惹き付けられました。

自分にきてしまったかのように規約を熟読してしまいました(笑)。

それは、携帯小説という利点を使い、画像や文字の色替えなどを上手く使われているからだと思います。

そこから始まる物語……

主人公の心情もよく伝わりましたし、読みやすいです。

今までのほほんと生きてきた自分的には、信じている周りの人を疑う…
なんてこと、深く考えもしませんでした。

でもこの話にまんまと引きずりこまれ、色々考えてしまいました…(笑)

怖かったです、色々な意味で……

作者様のテクニックを感じました。