青 ―初恋色のあなたへ― 【未完成】

作者

これから、素敵な恋をして、素敵な大人になっていく人たちに読んで欲しい、純愛小説です。

―みゃあ



それは、

私を励ますキセキの言葉




みゃあ…みゃあ…みゃぁ…



悲しい時も、

悔しい時も、

嬉しい時も、

それが口癖だった。



子猫が母猫を恋しがって鳴くように…温かさを求めて鳴くように、

ずっと、ずっと、何度も繰り返した。



だけど子猫もいつかは、

鳴くのに疲れて、

一人でも強く生きていかなきゃいけないと気付く。



泣いてたら、

前に進めないから…。



転んで泣いてた女の子も、自分の力で立ち上がって、今日まで歩いて来た。




でも、

今だけは思いだして、泣いてもいいよね…



ねぇ、みゃあ…。