愛すること、愛されることを教えてくれた大切な人への気持ち。 支えてくれた人たちへの感謝の気持ち。この小説はノンフィクションとフィクションがまざった話です。




あの頃、目に映るすべてのものが信じられなかった。





裏切られるのが怖かった。





誰かにすがることが怖かった。






愛してるとか好きとか永遠とか、あたしが探してたのはそんな上っ面の言葉ぢゃなかった。







―ねぇ、声を聞かせて。 





傍にいて、






繋いだ手を離さないで。   





抱き締めていて―







涙がでるの。 



あなたを想うと…どうしてかな? 





あなたならその理由を知ってるかな? 






強く、守ってほしい… 








例えばすべてを失くす日がきても、




忘れないよ、



あなたをずっとずっと…