ねぇ、龍也。
あの日の事覚えてる?
龍也の事だからきっと「そんなん忘れた。」って言うんだろうな。
私は覚えてるよ。
暗闇の中から抜け出せなかった私に手を差し伸べてくれたのはまぎれもなく龍也の手だった。
ねぇ、龍也…
私は今でも龍也のためだけにこの唄を唄ってるよ。
私の唄…ちゃんと届いたらいいな。