夢見るダイアリー

作者愁紗 隣

これは、わたしの……わたしだけの物語。

誰のものでもない、自分で決めて自分の足で

進んできた人生という道。

これからどうなるのか、誰にもわからない。


わたしは平凡な道を進みたい。たとえ退屈でも、

好きな人と付き合って、結婚して、普通の家庭を築いて、子供ができて……そして子供の成長を見守りながら死ぬ。

こんな人生が送れたら、とても幸せだと思う。


そう。幸せだと思えるのなら、どんな人生だってかまわない。わたしはただ、幸せになりたい。

今までの生活も十分に幸せだ。

だから、きっとこれからも幸せになれるハズだ。


この日記が幸せの言葉で埋まることを、

誰よりも深く、強く願っています……