眩しい世界なんて知らなかったあたしに、あなたは光をくれた。

でもやっと掴んだ物はいつか手の中から消えてしまうだろう…

ならいっそ、知らなければ楽だったのに…


複雑に絡み合う想い






「アンタが爽夜の何を知ってんのよっ!!!!」









「ルリちゃん、キミは本当に何も知らないまま育ったんだね?


…自分だけ幸せになる資格なんて、本当はないのにね?」








あたし、幸せになりたいだけなのに…






「水瀬、ごめんな?」





ただ、幸せに…