過去にトラウマがある双子、奈津と陸。馬鹿な明るさの海と会って少しずつ変わっていく。だが馬鹿な明るさには裏があって。過去と向き合う人がたどり着くゴールは…
真っ白。
それはとても私に似合う色で。
それはとても…私の嫌いな色で。
君も,嫌いな色だった。
私たちが出会ったのは,墓場のように暗い場所。
そこで出会った私たちは,何処も似ていなくて,
どこか似ていた。