隣の君はいつも何処かを眺めていた。[完]

作者綾羽 蓮

隣の席の君は、私が話しかけてもいつも無視。
君はどこを見ているの。
君の視界に入りたい。





隣の席の君は、私が話しかけても無視。





他の人なら、普通に話すのに。









―――…私は、一番近くて一番遠い。








君はどこを見ているの。



〈君の視界に入りたい。〉