父の死。そこから始まるミステリー。泣いているのは、私一人。
- 最終更新日
- 2009/08/24
- 作品公開日
- 2009/08/24
- ページ数
- 完結 36ページ
- 文字数
- 16,294文字
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- 龍谷 新生
平易な文章はミステリーの宝 平易で読みやすい、というと安いイメージを持ってしまうかもしれないが、わざわざ難解な漢字・表現を用いて読みにくくする素人作品が多い中でこれは非常に貴重である。 読むことに関してストレスを感じさせず、淀みなく読ませるのは単に簡単なだけの文章ではなく、会話文のタイミングなど作者なりのスパイスが加えられているからだろう。 ◆ だが、作中においてらゆる事象の扱いが雑なように感じた。 特に第二の殺人は先の展開を急いでるように見え、犯人が明かされるシーンでは展開が唐突に思えた。後者は事象が特異すぎるせいだろう。 犯人自体は比較的わかりやすく謎解き要素は弱いので、各々の出来事や物、人をもっと丁寧に扱って物語の完成度を高めて欲しかった。 ◆ とはいえ、文章の読みやすさも手伝って推理ロジックが心地いい。ミステリー好きかあるいは書き手ならば一読してみては?
- あけび
Rapid-Fire決戦投票 文章力[80/100] 描写力[80/100] 構成力[85/100] 登場人物の会話に独特な雰囲気があって物語の空気がよく伝わってきました。 ありがとうございます^^
- めぐみ
Rapid-Fire 決勝投票 文章力[80/100] 描写力[80/100] 構成力[95/100] ラストの、兄の殺人動機に心打たれました。 読み終えた後、いろんな感情があふれてきました。 素敵な余韻が味わえるこの物語が好きです。 もうひとひねりすれば、きっと、更に飛び抜けた作品になりますね(^^) 目の付け所が素敵だなと思います。