波の音が聞こえる

作者虹架

きみのとなりにぼくがいた。


ぼくのとなりにきみがいた。




そんなあたり前が奇跡と思える。


もしも神様がいるのなら神様、



あと少しだけ僕に時間をください。


ほんの少しだけ。



「あいしてる」


と伝える時間だけ・・・。