HA・TSU・KOI

作者伊吹

私の初恋が思い出から再び動き出した時私は忘れられない恋をした

 

私の初恋が


思い出から再び動き出した時


私は忘れられない恋をした







宏―


「もうお前を"おとこおんな"

なんて呼べなくなるくらい

キレイになったな…」



薫―


先生の造った像は

切なくて…

悔しいくらいキレイだった…



千秋―


「僕を助けてくれたのは

君の方だよ…」