クローバー

作者優理

高校1年生のさくらの心を占めるのは、幼馴染の稜。大好きだった彼がなくなったのは1年前のこと。
「もう恋なんてしない」
そう思っていたさくらの目の前に現れたのは…。

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彼の笑顔が好きだった。


彼の声が好きだった。


彼の優しさが好きだった。


彼の…すべてが好きでした。




私の手の中にはまだあのクローバーがあります。


彼を想い、過去に縛られていてはいけませんか…?



私の心をかき乱すのは…たった1人、あなただけでした…。