なめんぢゃねぇ。

作者瑞希

「強くなれ…我龍の総長として。」


幼き頃、父がわたしに残した…たった一つの言葉。


父が『我龍』の総長だからって

みんなから怖がられてた

だからって総長の父を恨んだりしない

誇りに思ってる。


でも…


その時、わたしは総長になりたくなかった。


だって、世間の目は…


わたし達を、クズとしか思わないでしょう?