傷だらけになりながらも人は人を想い、その心と身体を焦がしていく熱い愛情をとめることなくたった一つの命を燃やしていく
短編詩集。
人と人との出逢いと別れ
嬉しさと悲しさを人は繰り返し
それぞれ強くなってゆく
心と身体に傷を負いながら
失った大切なものをふたたび
手に入れたくて
寂しい世界をただよっている