空と曇り空と青空と

作者アオイ

今でも、いつまで経とうと、変わらないものもある。

水も心も記憶も日常も、世界すらもも常に空のようにウロウロと動く、変わってしまうものだ。

しかし、あの時の、あの時の出来事だけは変わりようがない事を、知ってしまった。

僕は、体と心で知ってしまったんだ。