橘 唯人

日記であり、ひとつの物語
幼少時から現在までの、私の日記。

終始一方的な語らいで進みますが、読んでいるこちらが第三者になりきれないような、そんな物語でした。

今回、せっかくなのでネタバレになりそうなことは伏せます。以下、感想。

古めかしい言い回しだとか表現が、ひとつひとつとても素敵で。他の小説とテイストが違い、よく書き分けられるなあとひたすら尊敬しました。

一定のテンションで進む中に入り込んでくる笑いが好きです。

古風なギャグであったり、カイワレ大根であったり。コントのような、不真面目で真面目なふたりの会話であったり。


まずはこの短編から、是非、小崎ワールド堪能してみて下さい。