男の子の目線で書いた、茜とキイチのどこにでもありそうでなさそうな恋愛ストーリー
「茜空」
そんな単語はない。
あるのは「茜色」
「茜色の空」
茜とは植物の名前
アカネ科の草の種類で。
野山に生えていて葉はハート形。
秋の初めに白い花を開き球状の実をつける。
根から赤色の染料をとるらしい。
そんな事はどうでもいい。
彼女の名前はあかね。
君はいろんなことを教えてくれたね。
恋をすることの難しさ、
人を信じること、
人を好きになること、
未来にむかってはしること、
生きるということ、
君と会わなかったら全部わからなかった気がする。