「どうせ顔しか見てないんでしょ?」
自分でもわかるくらいモテる私。
でもそれは皆私の外見ばかり見て言って来る。
そんな自分が嫌になって崩れそうな気持ちになった時、彼は現れた。
「あなたも所詮私の顔だけなんでしょ?」
もう何もかも心を閉ざした私に彼は諦めず、しつこく付きまとう。
――もう、やめてよ。私を苦しませないでよ!!
「俺はただお前が好きなだけなんだよ!!」
そんなのもう騙されないんだから。
………そう心に誓ってたのに…