苺キャンディー

作者みゅう

キャンディーを口に入れると、最後はどうなるかな…?
苺キャンディーのように小さくて、甘くて、とけちゃうようなお話。+゜*







「また明日ね」







この言葉を言う度に



この言葉を聞くたびに




思い出す、あの約束。






たくさんの時間が過ぎているのに



未だに忘れられないでいた。





それは、ほかの人にとって



どーでもいい事なのかもしれない。



くだらない事なのかもしれない。







でもわたしにとっては、



あなたとわたしを繋ぐたった1つの、






大切な、大切な、約束だったんだ。











──あなたはあの時の約束を、守ったのですか?──







キャンディー/