伊織

切ない
運命に翻弄される王子と姫。

ふたりの行く末には、悲しい現実が待っています。

「私殺されるならあなたがいい。」
最後のレイナの願い。
胸が締め付けられます。

自分の手で愛する人を殺めなければならなかった、大切なものを失うことの恐ろしさを知ったレオナが、築いていく新しい世に期待したいと思わせてくれる作品でした。