――だって鮎河さん可愛いんだもん。
――うるさい。可愛いのは華ちゃんだよ。
貴方は覚えていますか?
私は覚えています…。
貴方と出会ったこと。
貴方と笑いあったこと。
貴方と泣いたこと。
貴方とデートしたこと。
貴方とキスしたこと。
――華ちゃんが好き………そんな事わかりきってるはずなのに。
――…っ日向っ…こんなに好きなのに、なんで?
鮎河 日向(22)
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神田 華(17)