それは、まるで

作者越智まこと

気まぐれ猫様提出作品

 【指輪】(左手の薬指)




 






私の大好きな人はいつも、

私の事を大好きでいてくれた。


でもね、


一番好きでいてくれたことは、なかった気がする。