さよなら、愛しき姫君よ

作者水城珍方

友達に恋して、たくさん傷ついて、それでもずっと好きでいたい。そんな彼女は俺にとってまさに「姫君」だった。

実はずっと前から好きだったかもしれない。俺の姫君。愛おしく、可愛らしい姫君。ホントにこんなにドキドキしたのは、初めて…かも。


春先、彼女フラれ、その年の夏に姫君は彼氏にフラれた。


お互いにフラれた時は、慰め合った。


翌年の夏、世界一長い例のお化け屋敷で姫君は僕の手を握ってきたっっっっ!!


フラグ立ちまくりだろ!!


行くっきゃねぇだろ!男だろ!!


俺、Go Active!!